勇者の代わりにバラモス倒しに行くことになった
- 31 名前: ◆xLm.YVzy0. :2006/09/07(木) 01:43:25.00 ID:2s8w36+g0
- -再開-
橋を渡り魔王の島に渡った
やっとなのかついになのかは判らない
印象に残る一歩だ
この道が一足となりこの一足が道となるのかもしれない
ココまで来たんだ進もう
俺たちは勝てる!!
行こう!!
しのびあしで
- 40 名前: ◆xLm.YVzy0. :2006/09/07(木) 01:46:50.49 ID:2s8w36+g0
- やべっ!メルキドで玉座の裏にある階段の情報を手に入れるのを忘れてた
まぁいいか
手に入れてた事にしておこう
もしくは賢者から又聞きしたと言う事にしておこう
- 49 名前: ◆xLm.YVzy0. :2006/09/07(木) 01:53:56.99 ID:2s8w36+g0
- ゾーマの城の中をくまなく探す
バリアに囲まれた玉座があるだけで上に上がる階段はない
この城パッと見だけで2階以上はあるはずだよな?
どこから上がればいいんだ?
まさかこの立派な外観を無視して
地下に降りていくとか言うんじゃあるまいな?
- 53 名前: ◆xLm.YVzy0. :2006/09/07(木) 01:57:23.88 ID:2s8w36+g0
- 信じたくはないが上にあがる階段は本当に無いようだ
バリアの上を素直にしのびあしで進みながら階段を探す
あった
ちいさなメダルだ・・・
『メダルおじさんのもとにおくりますか?』
はい
→いいえ
いつか地獄に送ってやろうと思う
- 59 名前: ◆xLm.YVzy0. :2006/09/07(木) 02:00:52.43 ID:2s8w36+g0
- 隠し階段を降り胡散臭い通路を進み
いくつもの角を曲がってきた
途中で股間をもっこりさせた紫色の悪魔が2匹もいたので
視界的に害悪だったので
イエローカードの警告2枚でこの世から退場させた
先に進むと先ほどと同種の悪魔が黒焦げになって死んでいる
この手口は賢者のものだ
アイツも先にココに来ていたのか
- 72 名前: ◆xLm.YVzy0. :2006/09/07(木) 02:06:26.71 ID:2s8w36+g0
- 更に先へ進む
見るからに怪しげな装置で埋め尽くされた床のフロアにたどり着いた
何だこの床は?
試しに盗賊を乗せてみた
すると盗賊が激しく回転し始めるではないか
どうやらこれがうわさに聞く『回転床』らしい
モンスター版のスケベ椅子のようなものだろうか?
- 77 名前: ◆xLm.YVzy0. :2006/09/07(木) 02:09:08.58 ID:2s8w36+g0
- 回る床は楽勝で攻略できた
◇◇
◇◇
こう設置してあるので中央の開いたスペースの部分を歩くだけで
楽に対処する事に成功
やはり魔物の頭脳は人間様には遠く及ばないようである
むしろ隠し階段の下に引きこもったり
罠を作って迎撃している辺りゾーマは実は凄く弱いのかもしれない
- 90 名前: ◆xLm.YVzy0. :2006/09/07(木) 02:14:11.12 ID:2s8w36+g0
- 更に進む
薬草はまだまだ余裕がある、コレはイケルんじゃないか?
今更だがパーティ内の緊張感や余裕は袋の中の薬草の数に比例する
99個入っていれば余裕度99%だ
この島の地下には水脈があるのか
海の水が流れ込んでいるのか城の地下には水田の上に掛かる橋があった
橋を渡る途中にクラーゴンが襲ってくると言うべたなイベントも無い様で何よりだ
- 93 名前: ◆xLm.YVzy0. :2006/09/07(木) 02:17:05.19 ID:2s8w36+g0
- 橋を渡った先にはモンスター同士がケンカをしているのか
激しい戦いを繰り広げていた
一方は紅く異様なオーラをまとったヒドラ
もう一方は青い覆面マントに斧を持った変態型のモンスターである
これは見守って生き残ったほうを漁夫るのが得策かと思われる
- 110 名前: ◆xLm.YVzy0. :2006/09/07(木) 02:24:51.02 ID:2s8w36+g0
- 「あっちはモンスターじゃなくて人間ですっ!!」
盗賊がそんな事を言い出した
どう見てもアレは変態だろう
「変態でも人間です!!」
言ってる事は最もだが変態にはあまり関わりたくないな
けどまぁそうも言ってられないか
仕方ないので手を貸してやる事にする
そういえば最近武道家の活躍が薄いな
一応ココに描かれてない戦闘では大活躍なんだがなぁ
紅いヒドラ戦での活躍を期待する
- 125 名前: ◆xLm.YVzy0. :2006/09/07(木) 02:31:48.33 ID:2s8w36+g0
- バギクロスやラリホーなどでMPを無駄遣いしつつ戦う変態
見ちゃいられない
武道家「オッサン!加勢するぜ!!」
威勢よく助太刀する武道家
良く見ると鼻毛が出ている
せっかくの登場が台無しだ
盗賊が間髪いれずにヒドラに襲い掛かる
マイラで買ったパワーナックルで思いっきり目を殴る!!
頭を一つ潰せた様だが炎で反撃を受けて転がっている
どうやら賢者のメラゾーマで炎がトラウマになっているようだ
- 130 名前: ◆xLm.YVzy0. :2006/09/07(木) 02:35:31.10 ID:2s8w36+g0
- 変態が叫んでいる
「ソイツはただのヒドラじゃない!キングヒドラだ!!」
内心でこの変態ルックの知識に感心する
コイツもどうやらただの変態ではないようだ
キング変態かもしれない
頭を潰されたことで怒りを燃やしたのか
キングヒドラが炎を吐こうとしている
まずい!!
- 144 名前: ◆xLm.YVzy0. :2006/09/07(木) 02:39:00.64 ID:2s8w36+g0
- 炎を吐く寸前で武道家がキングヒドラの背後に回り尻尾を握った
「これで力が出せまい!!」
ソレはお前だけだ
案の定尻尾で吹き飛ばされ壁に叩きつけられる
無様といえば無様だが
キングヒドラに隙が生まれた
これはチャンスだ!!
- 154 名前: ◆xLm.YVzy0. :2006/09/07(木) 02:41:46.67 ID:2s8w36+g0
- 勢いよく斬りかかるオレ
後に続く変態ルック
オレの一撃は頭を更に一つ潰す事はできたが
本体ごと倒すには届かなかったようだ
後に続いて切りかかった変態ルックが激しい炎をうけて倒れる
命に別状はなさそうだが
戦闘は続行できなさそうだ
- 164 名前: ◆xLm.YVzy0. :2006/09/07(木) 02:45:13.34 ID:2s8w36+g0
- 壁から復帰した武道家がとび蹴りを放つ
せっかく鉄の爪装備してるんだから使えよ、と思うが
そんな事を突っ込んでいる場合ではない
ヒドラが武道家に気をとられているうちに
今度こそ会心の一撃を与えなくてはいけない
その時
ヒドラの背後から斬りかかるオレのさらに背後から
「バイキルト!!」
- 182 名前: ◆xLm.YVzy0. :2006/09/07(木) 02:47:41.08 ID:2s8w36+g0
- 腕に力が篭りキングヒドラを真っ二つにする事が出来た
背後を見るとそこには賢者の姿がある
「見ててイライラして来たから手を貸しちゃったじゃないっ」
新たなピンチかとも思ったがこの様子では今戦おうと言うわけではないようだ
正直助かったとも思う
- 202 名前: ◆xLm.YVzy0. :2006/09/07(木) 02:50:47.57 ID:2s8w36+g0
- 賢者が盗賊と武道家にベホイミを掛けている
どうせならベホマにしてほしい
消費MPたったの2しか違いがないじゃないか
なんて口が裂けてもいえない
ホイミじゃないだけマシと言うものだろう
「わ、わたしにも回復を・・・」
変態ルックが賢者に回復を要求した
賢者の手からメラゾーマが放たれるっ!!!!
変態「ぬわーーーーーーっ!!」
- 247 名前: ◆xLm.YVzy0. :2006/09/07(木) 02:59:52.38 ID:2s8w36+g0
- 「私こういう変態モンスター大嫌いなのよね」
賢者の言い分は最もだ
オレも最初はモンスターだと思っていた
盗賊「その人、モンスターじゃなくて人間です・・・」
余計な事を言う奴だ、黙ってれば良いのに
「あら、そう?でも知らなかったのだし仕方ないわね
目撃者は貴方達だけだし、魔王の城で死んだ事についてなんて
誰も言わなければ誰も調べないわ、それとも誰かに言うつもり?」
賢者の目は『ここでお前らを相手する事も辞さないぞ!!』と言う目をしている
「まことに遺憾の意です」
武道家が屈した
- 260 名前: ◆xLm.YVzy0. :2006/09/07(木) 03:02:45.88 ID:2s8w36+g0
- 賢者はそれだけ言うと先に進んでいってしまった
あとに残された3人
すなわちオレ達
この死体どうしよう・・・
「うぅ・・・」
なんと変態がうめき声を上げた
驚くべき事に生きていたようだ
キタキタオヤジなみの渋とさとしか言いようがない
- 269 名前: ◆xLm.YVzy0. :2006/09/07(木) 03:05:42.69 ID:2s8w36+g0
- 「全てを思い出した、私はアリアハンのオルテガ・・・(以下略)」
驚くべき事にこの変態があの偉大なる勇者オルテガだと言うらしい!!
まだ生きていたなんて
行方不明になってからこの地に流れ着き
あの海を泳いでわたりこの城で今までヒドラと戦っていたと言うのか!!
え?
- 282 名前: ◆xLm.YVzy0. :2006/09/07(木) 03:08:29.20 ID:2s8w36+g0
- 何かおかしい
何か引っかかる
何だ?
考えをまとめてる間にリクエストに答えてみよう
,ィィr-- ..__、j
ル! { `ヽ, ∧
N { l ` ,、 i _|\/ ∨ ∨
ゝヽ _,,ィjjハ、 | \
`ニr‐tミ-rr‐tュ<≧rヘ > この変態が
{___,リ ヽ二´ノ }ソ ∠ オルテガだったんだよっ!!!!
'、 `,-_-ュ u /| ∠
ヽ`┴ ' //l\ |/\∧ /
--─‐ァ'| `ニ--‐'´ / |`ー ..__ `´
く__レ1;';';';>、 / __ | ,=、 ___
「 ∧ 7;';';'| ヽ/ _,|‐、|」 |L..! {L..l ))
| |::.V;';';';'| /.:.|トl`´.! l _,,,l | _,,| , -,
! |:.:.:l;;';';';'|/.:.:.:||=|=; | | | | .l / 〃 ))
l |:.:.:.:l;';';'/.:.:.:.:| ! ヽ \!‐=:l/ `:lj 7
| |:.:.:.:.l;'/.:.:.:.:.:.! ヽ:::\:: ::::| ::l /
- 287 名前: ◆xLm.YVzy0. :2006/09/07(木) 03:09:36.45 ID:2s8w36+g0
- ナ ゝ ナ ゝ / 十_" ー;=‐ |! |!
cト cト /^、_ノ | 、.__ つ (.__  ̄ ̄ ̄ ̄ ・ ・
,. -─- 、._
,. ‐'´ `‐、 , ‐''´~ `´ ̄`‐、
/ ヽ、_/)ノ ヽ‐'´ `‐、
/ / ̄~`'''‐- 、.._ ノ ≦ ヽ
i. /  ̄l 7 ≦ , ,ヘ 、 i
,!ヘ. / ‐- 、._ u |/ l イ/l/|/ヽlヘト、 |
. |〃、!ミ: -─ゝ、 __ .l |/ | ! | | ヾ ヾヘト、 l
!_ヒ; L(.:)_ `ー'"〈:)_,` / ! ‐;-、 、__,._-─‐ヽ. ,.-'、
/`゙i u ´ ヽ ! } ' (:)〉 ´(.:)`i |//ニ !
_/:::::::! ,,..ゝ! ゙! 7  ̄ | トy'/
_,,. -‐ヘ::::::::::::::ヽ、 r'´~`''‐、 / ! `ヽ" u ;-‐i´
! \::::::::::::::ヽ `ー─ ' / ヽ ` ̄二) /ヽト、
i、 \:::::::::::::::..、 ~" / ヽ、 ー / ゝ
.! \ `‐、. `ー;--'´ \ __, ‐' / / \
ヽ \ \ /  ̄ i::::: / /
- 297 名前: ◆xLm.YVzy0. :2006/09/07(木) 03:11:37.07 ID:2s8w36+g0
- そうか、わかったぞ
何がおかしいか
本来ならばココに来るのはオレじゃなくて先代勇者のはずだ
そして感動の再会があったのだろう
あるいは悲劇の再会か
しかしこの男がこの実力でこの城で何日も持つとは思えない
つまりコレは・・・・・・・・
ヤラセだっ!!!!
- 309 名前: ◆xLm.YVzy0. :2006/09/07(木) 03:13:34.91 ID:2s8w36+g0
- 簡単に説明するとこうだ
オルテガはキングヒドラと戦って死ぬ
コレは間違いない
ポイントは誰かが通りかかったときに偶然ソレを目撃すると言うところだ
恐らく俺たちが後1日出発を遅らせていても
このオヤジはココでヒドラと何食わぬ戦いを演じていたであろうはず
- 320 名前: ◆xLm.YVzy0. :2006/09/07(木) 03:16:02.84 ID:2s8w36+g0
- オルテガにとって計算外だったのは
・息子が既に餓死していた事
・俺たちのロンドベル隊のようなタイミングでの参戦
この二つだろう
やくみつるのセリフではないが
「予定調和のやっすい親子ドラマを見せられた」
そんな気分だ
- 329 名前: ◆xLm.YVzy0. :2006/09/07(木) 03:18:28.45 ID:2s8w36+g0
- 死体を放置して先へ進む
途中に宝物庫らしき部屋があり入り口から中を覗いてみる
遠くから見ても宝箱は既に開けられているようだ
ミミックの死体も転がっている
賢者の仕業に違いない
- 342 名前: ◆xLm.YVzy0. :2006/09/07(木) 03:21:40.47 ID:2s8w36+g0
- 下に降りる階段の前まで来た
この下から湧き上がる邪悪な感じから察するに
この次のフロアに大魔王ゾーマがいるのだろう
賢者は透明になって姿を消しているのか
何処にいるのかわからない
だが聞こえているだろう
何かあったら後は任せるぜ
そう言い俺たちは階段を降りて行った
- 352 名前: ◆xLm.YVzy0. :2006/09/07(木) 03:24:34.33 ID:2s8w36+g0
- 階段を降り進む
演説台の様な場所に上ると
暗がりに灯がともり始め
図体と態度のでかい奴が歩いてきた
あいつがゾーマだろうか?
- 358 名前: ◆xLm.YVzy0. :2006/09/07(木) 03:28:07.86 ID:2s8w36+g0
- どんなときでも俺たちは作戦を持ち行動している
だがこの策は奇策とも言うものであり一度しか通用しない
対ゾーマへのとっておきだ
そして鍵を握るのは盗賊
目の前まで歩いてきたゾーマが語り始める
「勇者よ!我が生贄の祭壇へ良くぞ来た!!
我こそ全てを滅ぼッ!!
武道家が光の玉を掲げた
直後に斬りかかるオレ
先手必勝だ!!
ここでカタをつけるッ!!
- 369 名前: ◆xLm.YVzy0. :2006/09/07(木) 03:30:36.92 ID:2s8w36+g0
- ゾーマがマヒャドを唱える
闇の衣を取っ払ったのにやけに強い
しかも吹雪まで吐いてくる!!
やべぇコイツえらい強い!!
- 383 名前: ◆xLm.YVzy0. :2006/09/07(木) 03:37:52.07 ID:2s8w36+g0
- とてもじゃないが薬草ではもたない
武道家が注意をひきつけるべく殴りかかる
がっ・・・!
ダメっ・・・!
- 390 名前: ◆xLm.YVzy0. :2006/09/07(木) 03:39:40.04 ID:2s8w36+g0
- ゾーマの攻撃で100ものダメージを食らう
防御して薬草を使っていなければ死んでいるダメージだろう
このまま回復してもジリ貧だ
一体どうすれば!!
- 397 名前: ◆xLm.YVzy0. :2006/09/07(木) 03:41:59.60 ID:2s8w36+g0
- ゾーマが両手を振りかぶり攻撃をしてくる
一発目は何とか武道家が耐えたが
次の吹雪で全滅は確定だ!!
逃げる事も出来ない
万事休す!!
- 418 名前: ◆xLm.YVzy0. :2006/09/07(木) 03:46:31.09 ID:2s8w36+g0
- その時天井が爆発し賢者が上から振って降りてきた!!
手には見慣れぬ石を持っている
見る見るうちに体力が回復していく・・・!
全快とは行かないがまだまだ戦える!!
「あんた達があんまりにも情けないから手出ししちゃったじゃないっ!」
賢者が同時にフバーハを唱える
まさか本当に助けに来るとはベタな展開だとは思うが
素直にうれしいと思える
「これで貸し二つだからね」
向こうは素直じゃないようだ
- 434 名前: ◆xLm.YVzy0. :2006/09/07(木) 03:49:55.80 ID:2s8w36+g0
- 後ろで賢者が回復に専念してくれる
それだけで戦況は五部まで持ち直した
盗賊が勢いよく斬りかかる
が、前もって盗賊=パーティ内でのお荷物と言う情報が伝わっていたのだろうか
下っ端に攻撃された屈辱からか
ゾーマの怒りの2段攻撃で盗賊は即死した
賢者のベホマも間に合わない
見事なまでの瞬殺だった
しかし作戦上にて重要な棺おけを手に入れる事が出来た
計画通り
- 450 名前: ◆xLm.YVzy0. :2006/09/07(木) 03:53:03.20 ID:2s8w36+g0
- 「コレを使って!」
後ろから賢者が何かを投げる
これは
王者の剣!!
俺のことを使うに相応しい人物と認めてくれたのだろうか
しかしその事を考えるヒマはない
武道家が棺おけを盾に攻撃を防いでいる
オレは援護をかねてゾーマに斬りかかる
- 464 名前: ◆xLm.YVzy0. :2006/09/07(木) 03:56:01.45 ID:2s8w36+g0
- ゾーマの眉間に一つ傷をつけてやった!
深くは無いが浅くも無い
そんな普通の傷だ
その代償にオレはもろに攻撃を喰らい
吹雪で跳ね飛ばされた
意識が飛ぶかのような衝撃だがココで意識を絶つ訳にはいかない
- 475 名前: ◆xLm.YVzy0. :2006/09/07(木) 03:59:35.81 ID:2s8w36+g0
- 賢者が俺にベホマを掛けようとしている
気持ちはありがたいがソレをしているヒマはない
盗賊にザオリクを掛けるんだ!!
「アイツを生き返らせてどうするって言うのよっ!
そんな事よりアンタの傷が・・・」
賢者は冷静を書いた様子で叫ぶ
だが今は一時の温い感情に惑わされている場合じゃない
オレを信じろ!!!!
- 491 名前: ◆xLm.YVzy0. :2006/09/07(木) 04:03:56.12 ID:2s8w36+g0
- 「あんな状況で生き返らせてもすぐに死ぬだけだわっ!!!」
武道家と棺おけの様子を見ると
武道家が必死に棺おけでで吹雪と攻撃をガードしているところだった
大丈夫だ、この状況こそが良いんだ
さぁ、早く!!
ゾーマが気づく前にっ・・・
賢者は観念したかのようにため息をつき頷いた
「コレで貸し三つだからね」
そう言うとザオリクの詠唱に入った
- 497 名前: ◆xLm.YVzy0. :2006/09/07(木) 04:06:14.97 ID:2s8w36+g0
- -武道家の視点-
勇者が深手を負ったようだが
おかげで作戦の最終段階に入った
賢者もザオリクを唱えてくれるようで
これで長かったたびに終止符が打たれるだろう
今思えばこの棺おけとの確執も長く続いてきたな
- 508 名前: ◆xLm.YVzy0. :2006/09/07(木) 04:09:30.17 ID:2s8w36+g0
- -武道家の視点2-
盗賊の奴はついにココまで付いて来た
まるで今このときの為に死に慣れてきたかのように
アタマに来るぜ
死ぬのが得意の盗賊如きが
勇者のパーティにいるなんてよ・・・!!!
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
がんばれ盗賊・・・
おまえがナンバーワンだ!!
- 529 名前: ◆xLm.YVzy0. :2006/09/07(木) 04:12:08.44 ID:2s8w36+g0
- -勇者視点に戻り-
賢者のザオリクが唱え終わる
武道家ッ!!今だッ!!
合図で武道家が棺おけをゾーマに向かって投げる!!
発動するザオリク
武道家がマヒャドをもろに喰らう
生き返る盗賊!!
- 543 名前: ◆xLm.YVzy0. :2006/09/07(木) 04:14:43.78 ID:2s8w36+g0
- ゾーマが即座に盗賊に向かい攻撃を放つ!!
2連続攻撃であえなく沈む盗賊
オレは緊張に息を呑む
武道家は瀕死だがその目はゾーマと盗賊から離れない
瀕死の勇者、武道家に賢者を見下ろし余裕のゾーマ
- 551 名前: ◆xLm.YVzy0. :2006/09/07(木) 04:16:36.74 ID:2s8w36+g0
- 賢者は全てが終わったかのような目をしている
以前ならココで遠慮なく俺たちをおいて逃げていたはずだ
どうやら賢者にとっての成長の中で一番大きく成長したのは
仲間意識だったようだ
"勝利"を確信したオレはそんな事を思う
- 570 名前: ◆xLm.YVzy0. :2006/09/07(木) 04:19:10.17 ID:2s8w36+g0
- 『『『『『なッ!!!!!!!』』』』』』
ゾーマの目が驚愕に見開かれる!!
その目は自分の額に刺さった毒針に向けられている
自分の目では見えないだろうから教えてやろう
もういいぞ『盗賊』!
賢者とゾーマが驚き目を見張る
- 592 名前: ◆xLm.YVzy0. :2006/09/07(木) 04:23:14.36 ID:2s8w36+g0
- ゾーマはそのまま倒れ死につつあるようだ
何か負け犬の遠吠えのような事を言っているが
正直そこまで意識が回らない
種明かしをしてやりたいが
こっちも瀕死なんだ勘弁してくれ
すると
賢者がベホマを掛けてくれた
「一体コレはどういうことなのよッ?
死んだはずの盗賊が生きてたり
ゾーマが死んだり訳が判んないわよッ!!」
やれやれ、説明するのは良いがソレで貸し一つチャラにしてくれよ?
「じゃあ今のベホマの分で相殺」
ホントに良い根性してるぜコイツ
- 597 名前: ◆xLm.YVzy0. :2006/09/07(木) 04:25:27.80 ID:2s8w36+g0
- まずはどっ!!??
説明しようとした直後に城が崩れ始める
どこまでもベタな展開だぜ
作者はもう眠いと言うのに
逃げ出そうとするが
あえなく地割れに飲み込まれてしまった・・・
- 610 名前: ◆xLm.YVzy0. :2006/09/07(木) 04:29:02.31 ID:2s8w36+g0
- 穴に落ちたはずが何故か押し出されるようにして着地
押し出されて出てきた場所は今までに見たこともないような洞窟の地下だった
どうやら敵も出てこないようだ
ゾーマが死んだからか?
盗賊が回復してほしそうに賢者を見ている
が「ゴメン、ここ呪文使えないみたい」と一蹴されてしまった
おとなしく薬草でも食べてると良い
じゃあ地上に戻るまでの道がてら
種明かしと行こうか
- 619 名前: ◆xLm.YVzy0. :2006/09/07(木) 04:31:57.55 ID:2s8w36+g0
- まず何でゾーマが即死したかと言うとアレは見てのとおり
あらかじめオレが額に傷をつけておいたからだ
そこに毒針が突き刺さって毒が回って死んだと言うわけだ
だから即死と言うのは違うな
スマン、ありゃ訂正だ
- 629 名前: ◆xLm.YVzy0. :2006/09/07(木) 04:36:05.43 ID:2s8w36+g0
- 次に盗賊だな
お前が一番聞きたいのもココだろう?
「そりゃ私はザオリクを2回も唱えてないからね
ザオリク以外で生き返るアイテムなんて他には・・・・・・あっ!」
そう、それだ
「せかいじゅのは」だよ
手順はこうだ
1.盗賊が死ぬ
2.盗賊は生き返ったら棺おけから出る前に口に世界中の葉を含んでおく
3.棺おけから飛び出しゾーマに瞬殺される
4.死んだ瞬間に生き返る
5.油断したゾーマの額を毒針でアッー!!
と言うわけだ
- 645 名前: ◆xLm.YVzy0. :2006/09/07(木) 04:38:42.47 ID:2s8w36+g0
- 地上が見えてきたな
あぁ、あんなに暗かった世界に太陽が降り注いでやがるぜ
さてラダトームにでも戻ろうか
ココから歩けば1日くらいで着くかな?
- 650 名前: ◆xLm.YVzy0. :2006/09/07(木) 04:40:56.84 ID:2s8w36+g0
- ラダトームに戻る途中で衝撃的な事実が判明した
ア レ フ ガ ル ド に 夜 が 訪 れ ま せ ん !!
一向に太陽が沈みません
これはどういうことよ?
アレフガルドって夜ないの?
ずっと夜かずっと昼のどっちかなの?
極端すぎじゃね?
- 662 名前: ◆xLm.YVzy0. :2006/09/07(木) 04:44:04.36 ID:2s8w36+g0
- ラダトームに帰るとすぐさま道具屋に向かい薬草を補充した
コレはもう一種の職業病みたいなもので
手と足が勝手に動いてしまう
ラダトームの道具屋も世界を救った恩人からしっかりと金を取るあたり
商売人の鏡と言うべきである
城にたどり着くとラルス王が
最初に会ったときとは打って変わったように歓迎ムードで出迎えてくれた
そしてオレはそこで衝撃的な事実を聞かされることになる
- 675 名前: ◆xLm.YVzy0. :2006/09/07(木) 04:47:39.26 ID:2s8w36+g0
- 俺の名前にロトと言う称号が追加されると言う事
宝くじの名前とかぶってて正直嫌な気もする
驚く事はもうひとつあり
こっちのほうが重大だ
なんとギアガの大穴が閉じ
上の世界には返れなくなったということらしい
ためしにキメラの翼でも帰れない
賢者のルーラでも駄目なようだ・・・
急に目の前が真っ暗になってきた
- 681 名前: ◆xLm.YVzy0. :2006/09/07(木) 04:48:33.09 ID:2s8w36+g0
- やべぇ、今日で終わらせるとか言ってたけど
まだ最後の締めがあるって言うのに眠くなってきたwwwwwwwwwww
- 685 名前: ◆xLm.YVzy0. :2006/09/07(木) 04:49:14.56 ID:2s8w36+g0
- さっきからカナリ限界だったけど
オレもう寝ても良いかな?
明日に回して良い?
- 699 名前: ◆xLm.YVzy0. :2006/09/07(木) 04:50:27.43 ID:2s8w36+g0
- 頼むwwwwwwwwwww
今寝ても2時間しか寝れない
続き書いたら貫徹になりそうなんだwwwwwwwwwwwww
まwじwたwの
wむw
ねwかwせwてw
全部
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